狭山茶の特徴 - 味は狭山でとどめさす -
狭山茶は、比較的冷涼な丘陵地帯で栽培されるために葉が厚く、摘採も二番茶までのため重厚な香味とコクがあります。
さらに伝統ある「狭山火入れ」を経て、甘く濃厚な味に仕上がり、昔から「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と言われているほどです。
また少ない茶葉でもしっかり味がでるのが特徴で、首都圏で採れるお茶として人気を博しています。
狭山茶には〝元気の素″がいっぱい
▼タンニン・カテキン類
発ガン抑制作用、抗酸化作用、血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制作用、抗菌作用
▼カフェイン
中枢神経の刺激、覚醒作用(疲労感や眠気の除去)、利尿作用、強心作用
▼γ-アミノ酪酸
血圧上昇抑制作用
▼フッ素
虫歯予防効果
▼フラボノール
口臭除去効果、血管壁の強化
▼ビタミンC(水溶性)
メラニン色素の生成阻害、 壊血病の予防、病気に対する抵抗力の増強、酸化抑制
▼ビタミンB類(水溶性)
炭水化物の代謝補助、消化液の分泌促進、粘膜の保護
▼多糖類
血糖値上昇の抑制効果
▼ビタミンE(トコフェノール)
抗酸化作用
(埼玉県農林部 農林総合研究センター茶業研究所 研究成果・普及・調査 より引用)
当園独自の狭山深蒸し茶
深蒸し茶(ふかむしちゃ)とは、普通煎茶とは製法がやや異なり、茶葉を蒸す操作を十二分に行います。
長い蒸し時間によって茶葉からの浸出成分が通常の煎茶より多くなり、濃くまろやかな喉ごしの良い茶が出来上がります。
深むし茶の特色はその濃い緑色ではなく、お茶の「あまみ」や「コク」を最大限に生かしたもので、性質上、粉のように細かい葉が多いので、見かけは良くありませんが、まろやかな深い味わいとなります。
当園のお茶は契約工場専属の茶匠の厳正な審査と近赤外線茶成分分析計の測定により適正な品質ランクに選別され、乾燥・焙煎などの仕上げ加工を行っております。
日本で初めてマイクロ波殺菌焙煎機をお茶づくりに導入した工場は、いちばん強い焙煎風味のお茶として、さらに仕上げ工程を季節ごとにその都度微妙な調整を行うことにより鮮度のあるお茶をお届けしております。
お客様から、以下のような言をいただいております。
- 香ばしく甘みが引き立てたられた日持ちのよいお茶
- 渋味が薄く、甘味が多い
- コクがあり、喉ごしが良い
- 飲んだあと、口中が爽やか
- 煎が良くきく
- 水色が美しい 等々・・
当園の商品ご紹介
ふじみの小町
究極の深蒸し茶。旨味と甘みのさわやかさとコクのある芳醇なお茶。おすすめ品。
狭山の泉
深蒸し茶の最上級品です。芳醇なコクと旨味・甘みが特徴
狭山の露
深蒸し茶の上級品です。ほんのり焙煎が特徴で、コクと旨味・甘みの逸品です。
狭山の里
深蒸し茶の上級品です。やや強めの焙煎が特徴で、コクと旨味・甘みの逸品です。おすすめ品。
狭山の友
深蒸し茶の高級品です。強めの焙煎が特徴で、コクと甘みの逸品です。
その他業務用茶
煎茶ティーバッグ ほうじ茶ティーバッグ
パウダー緑茶
手軽にお湯または水でサッと溶かすだけで美味しい緑茶が味わえます。1袋で約30杯分です。
パウダー緑茶
手軽にお湯または水でサッと溶かすだけで美味しい緑茶が味わえます。1袋で約30杯分です。
狭山深蒸し茶を美味しく飲むには
- 1.沸騰したお湯を急須に注ぐ前に、一度湯呑みに注ぎ、お湯を少し冷ましてください。(70℃程度)
- 2.急須にティースプーン 1 杯分のお茶の葉(1人分3g ・ 2人分5g程度)を入れ、 湯冷まししていたお湯を急須に注ぎます。
- 3.20~30秒程度待ち、その後、急須をまわしながら湯呑みに注ぎます。
その際、最後の1滴まで注ぎ切ってください。2煎目からは、お湯の温度を少し低めにしてご賞味ください。
湯呑みの底に残ったお茶には、ビタミンなどの栄養分がたくさん残っていますので、最後までお飲みください。
☆夏は、湯呑みに適量の氷を入れてから急須のお茶を注ぎます。美味しいアイスティーをご賞味ください。
狭山深蒸し茶の保存方法
茶の変質を防ぐために冷蔵庫に保存することは良いことです。
ただし、茶にとっての庫内の適温は5~10度、出し入れの際温度差の少ない所に入れることも大切です。
また、急激に温度が変化すると容器の表面に水滴がつくので、冷蔵庫から出してもすぐに蓋を開けず自然に常温に戻してから使うようにします。
出来るだけ空気に触れさせないために、10日分位を目安に小分けにし、密封容器にいれます。
冷蔵庫で保管する時は、他の食品の臭いがつかないように茶罐に入れてからビニールテープで密封し、さらにビニール袋に入れると良いでしょう。